フルタニランバー株式会社
コラム「森のフルタニさん」
無垢フローリング材のおすすめ樹種10選|特徴・違いをわかりやすく解説
投稿日:2026.01.22/更新日:2026.01.23

天然木ならではの質感や温もりが魅力の「無垢フローリング材」。
しかし、樹種によって硬さやメンテナンス性、経年変化などが大きく異なる点に注意が必要です。用途に合わない樹種を選んでしまうと、後に反りや傷に悩まされる原因になりかねません。
本記事では、石川県金沢市から世界中の木材をお届けするフルタニランバーが、無垢フローリングで使用される針葉樹と広葉樹の違い、おすすめの人気樹種や選ぶポイントをご紹介します。
Contents
無垢フローリング材の「広葉樹」と「針葉樹」の特徴
無垢材を検討する際に知っておきたいのが、「広葉樹(こうようじゅ)」と「針葉樹(しんようじゅ)」の違いです。
それぞれに異なるメリットがあるため、用途に合わせて選べるように確認しておきましょう。
無垢フローリング材の「広葉樹」
広葉樹は、組織の密度が高く「重くて硬い」のが最大の特徴です。
- 特徴:傷がつきにくく耐久性に優れているため、土足での利用や家具を頻繁に動かす場所、小さなお子様やペットのいるご家庭に向いています。
- 主な樹種:ナラ(オーク)、ウォルナット、チェリー、メープルなど
無垢フローリング材の「針葉樹」
針葉樹は、細胞の間に空気を多く含んでおり「軽くて柔らかい」のが特徴です。
- 特徴:足腰への負担が少なく、素足で歩いたときの温かさ(断熱性)や調湿作用、特有の香りが魅力です。リラックス効果を求める空間に適しています。
- おもな樹種:スギ、パイン、ヒノキなど
無垢フローリング材のおすすめ樹種10選
フルタニランバーで取り扱う豊富なラインナップのなかから、特におすすめの10種類をご紹介します。
ナラ

| 特徴 | ・木目に現れる虎斑(とらふ)と呼ばれる模様が特徴的。 ・経年劣化のよる美しさも楽しめる。 |
| メリット | ・非常に硬く耐久性がある ・傷つきにくい ・耐水性に優れる |
| 注意点 | 湿度の変化による伸縮・反り・割れが生じやすい場合がある。 |
ウォルナット

| 特徴 | ・手触りがよく、高級感のある濃いブラウンの色合いと美しい木目が特徴。 ・経年変化で色の深みが増す。 |
| メリット | ・耐衝撃性、耐久性がある ・加工の際の歪みが少ない |
| 注意点 | 傷や汚れが目立つ場合がある。 |
関連記事:ウォールナット材とはどんな木材?経年変化や色、使用される家具について
チーク
無垢フローリングに使われるチークには、主に「ミャンマーチーク」と「インドネシアチーク」の2種類があります。
ミャンマーチーク
| 特徴 | ・世界三大銘木。 ・天然の油分によるしっとりした肌触りがあり、使い込むことで金褐色への美しい経年変化がみられる。 |
| メリット | ・天然の油分(チークオイル)を多く含み、腐食、水、酸、塩分に強い耐久性がある。 ・収縮率が低いため反りや狂いが少ない。 |
| 注意点 | 水分を多く含むため、十分に乾燥させないと反りや割れが発生しやすい。 |
インドネシアーチーク
| 特徴 | ・ミャンマーチーク(天然木)に比べると色が明るい。 ・木目に濃淡差があり表情豊か。 ・経年劣化で光沢のある飴色に変化。 |
| メリット | ・耐久性・耐水性・防虫性がある。 ・寸法安定性も高く、反りや割れが少ない。 |
| 注意点 | ・ミャンマーチークに比べて色が薄い。 ・湿度や温度変化で伸縮し、反りや割れが発生するリスクがある。 |
関連記事:チーク材の特徴や用途について|メリット、デメリットも紹介
カバ
無垢フローリングで使われるカバには、主に「西南カバ」と「東北カバ」の2種類があります。
西南カバ
| 特徴 | ほんのりピンクがかった上品な色味と、きめ細かく滑らかな肌触りが特徴。 |
| メリット | ・硬すぎず粘りがあり、反りや狂いが起きにくい。 ・耐久性・耐摩擦性がある。 |
| 注意点 | ・硬さはあるが、傷や汚れがつきやすく、傷が目立ちやすい。 ・経年劣化で色が濃くなるため、気になる方にはデメリットとなる。 |
東北カバ
| 特徴 | ・淡く優しい色合いと上品で滑らかな木肌が特徴。 ・木目がはっきりしすぎないので上品で落ち着いた雰囲気がある。 ・経年劣化で落ち着いた飴色になる。 |
| メリット | ・材質は軽量でありながら強度が高い ・摩擦にも比較的強い |
| 注意点 | ・硬い木材だが硬い物・尖った物を落とすと傷つきやすい。 ・湿度変化で反りや割れが生じるリスクがあり、梅雨・冬場は注意が必要。 |
関連記事:樺(カバ・カンバ)の木材としての特徴や用途について詳しく解説!
メープル

| 特徴 | ・きめが細かく、すべすべとした絹のような滑らかな感触と、乳白色の明るく清潔感のある色合いと絹のように滑らかな木肌が特徴。 ・「木の真珠」とも呼ばれる。 |
| メリット | 硬さがあり、衝撃・摩擦に強く、傷がつきにくい。 |
| 注意点 | ・硬くて熱伝導率が高いため、冬場は足元が冷たく感じやすい。 ・直射日光で日焼け・変色しやすい。 ・硬さゆえに衝撃があると凹みやすい。 |
関連記事:楓(かえで)・メープルの木が使われる家具や木材としての特徴は?
日本杉

| 特徴 | ・杉特有のさわやかな香りと、温かみのある明るい色合いと鮮明な木目が特徴。 ・柔らかさがあり、足腰にも優しい。 |
| メリット | ・調湿性・断熱性が高く室内が一年中快適に。 ・独特の香りによるリラックス効果もある |
| 注意点 | ・柔らかいため、傷や凹みがつきやすい ・日光で日焼けしやすい ・湿度の変化による反り・割れが生じる可能性がある |
関連記事:杉(スギ)材の木材としての特徴やメリット|ヒノキ材との違いは?
ヒノキ

| 特徴 | ・明るいクリーム色から淡い黄色で、年月とともに飴色(あめいろ)に変化し、光沢が増す。 ・和洋問わず上品で上質な空間に合う。 |
| メリット | ・独特の芳香によるリラックス効果があり、調湿性(夏サラサラ、冬ポカポカ)にも優れる。 ・高い耐久性・耐水性がある。 |
| 注意点 | 柔らかさゆえに、非常に強い衝撃には傷がつく可能性がある。 |
関連記事:ヒノキ(檜・桧)の木材としての特徴や欠点について|ヒバとの違いも解説
ボルドーパイン

| 特徴 | ・荒削りな質感と力強い木目と大きな節があり、アンティーク調やフレンチカントリーなど多様な空間に合う。 ・経年劣化で赤褐色に深まる。 |
| メリット | 油脂分が多く含まれ、針葉樹としては硬さと粘りがあり、乾燥・紫外線にも強い。 |
| 注意点 | ・柔らかさゆえに傷や凹み(へこみ)がつきやすく、水や油を吸ってシミになりやすい。 ・湿度による反り・割れにも注意。 |
関連記事:パイン材とはどんな木材?経年変化や使用される家具、メリット・デメリットを解説
アカシア

| 特徴 | ・黄色〜黒褐色まで、部位によって多様な色幅があり、表情豊かでワイルドな印象が特徴的。 ・色に深みがあり高級感を演出できる。 |
| メリット | ・非常に硬く重厚な木材で、傷がつきにくく耐摩耗性が高い。 ・湿気や腐食にも強く、シロアリにも強い。 ・季節による伸縮が少なく、床材としての安定性が高い。 |
| 注意点 | 硬い木材のため熱が伝わりやすく、冬場は冷たくなりやすい。 |
チェリー

| 特徴 | ・滑らかな肌触りと緻密な木目、加工のしやすさが特徴。 ・経年劣化で美しい赤褐色になる。 ・使い込むことで深みと高級感も増す。 |
| メリット | ・硬すぎず柔らかすぎず、ほどよい硬さと粘りがある。 ・オイル仕上げとの相性が抜群によい。 |
| 注意点 | ・比較的柔らかく、表面の耐久性が高くないため傷や凹みに注意。 ・日差しの当たり方で色にムラが出ることがある。 |
無垢フローリング材で使われているそのほかの樹種
フルタニランバーでは、上記以外にも多彩な樹種を取り揃えています。
広葉樹の木材
| タモ | 中国クリ | クルミ | カリン |
| ケンパス | ロックファー | ピンカド | アンティーククリ |
針葉樹の木材
| 赤松 | 柳杉 |
国産の木材
| 日本クリ | 日本ケヤキ |
無垢フローリング材のその他の樹種の詳細はこちらから確認できます
無垢フローリング材選びのポイント
最適な一枚を選ぶためには、以下の基準に合致した木材を選ぶのがおすすめです。
- 「硬さ」と「足腰への負担」で選ぶ:
木材の密度(気乾比重)は、そのまま「歩き心地」に直結します。歩き心地の好みに合わせて選びましょう。 - 「熱伝導率」による冬場の温かさで選ぶ:
冬に素足で歩いた時の「ヒヤッ」とする感覚は、木材の熱伝導率によって決まります。冷えや気になる場合は、針葉樹などの熱伝導率が低い木がおすすめです。 - 「節(ふし)の有無」による視覚的なノイズで選ぶ:
節があるかないかで、部屋の雰囲気とコストパフォーマンスが大きく変わります。木の個性を出すか、スッキリ見せるかで選びましょう。 - 「塗装仕上げ」とメンテナンスの許容範囲で選ぶ:
無垢の質感をどう維持したいかによって、推奨される塗装が異なります。質感を活かすオイルや、保護力重視のウレタンを重視しましょう。
無垢フローリング材をお探しならフルタニランバーまでご相談ください
「どの樹種が最適か、専門的なアドバイスがほしい」「設計に合わせた特殊なサイズや、大量の在庫確保が必要」などでお悩みの方は、ぜひフルタニランバーにお任せください。
1904年に創業して以来、石川県金沢市で100年以上にわたって木材と真摯に向き合ってまいりました。
- 世界中から厳選した圧倒的なラインナップ:
本記事でご紹介した10種類以外にも、世界各地・日本各地から厳選した多彩な無垢材を常時取り揃えております。 - 「木材のプロ」による最適な提案:
単に販売するだけでなく、気候・用途・コストバランス・経年変化などを見据え、プロならではの視点で最適な一枚をご提案します。 - 安定した品質と供給体制:
金沢の自社倉庫で徹底した品質管理を行っており、小規模なリノベーションから大規模な施設建設まで、必要なタイミングで高品質な木材をお届けします。
実際の質感を確認できる「カットサンプル」のご要望や、塗装・加工に関するご相談も承っております。
無垢材に関するご相談は、ぜひ木材のプロフェッショナル・フルタニランバーへお気軽にお寄せください。
まとめ
無垢フローリング材は、選ぶ樹種一つで印象や住み心地が大きく変わります。
傷を気にするなら「広葉樹」、温かみと癒しを求めるなら「針葉樹」といった基本を押さえつつ、ライフスタイルや用途にピッタリの一枚を見つけてみてください。
フルタニランバーでは、ご希望に合った無垢フローリングの材料をご提案。必要な数量をご準備します。1ケースからお気軽にお問い合わせください
また、当社は石川県金沢市から、厳選された世界中の木材をお手元までお届けいたします。
無垢フローリングで個性あふれる空間づくりを検討されている方は、まずはお気軽にフルタニランバーまでご相談ください。
« 前の記事へ












































