天板

木材をそのまま生かした雰囲気を身近で味わえます。
様々な樹種があり、それぞれ異なる木目で、世界にたった1枚のデザインを楽しめます。

一枚板を使うまでの流れ

1.板選び

丸太からテーブルトップ用に製材をしたり、全国の市場で競りに参加して買付をします。
その板を社内で保管し、ご要望に合った樹種やサイズの品を選びます。板は一枚一枚異なり、欲しいタイミングで出会う材は、まさに運命的です。

2.乾燥

含水率を確認し必要に応じて乾燥を行います。
この時、乾燥や管理方法を誤ると割れが進行したり、カビが繁殖したり、腐りが起きるので慎重に進める必要があります。その板と寄り添うように日々の管理が重要です。また樹種によっても方法は異なります。木材のことを良く知る当社にお任せください。

※改質水と抗火石の乾燥により天然乾燥や人工乾燥を行う期間や手間を短縮できました。

3.加工・仕上げ

表面を削り、必要なサイズにカットするなどの加工を行い、仕上げを行います。
一枚板の側にある耳部分を活かすのか、もしくは切り落としてしまうのか。割れが起きている部分の補修はどうやって行うのか。サイズが足りない場合はどうやって補うか。など高級な一枚板を詳細に確認しながら作業を進めます。これも板の樹種、特性を予測が必要で、熟練の職人が加工を行います。

4.塗装

塗装し最終製品まで仕上げます。
何の塗装を使うのか、仕上がりのイメージや風合いにより提案する塗料も異なります。
その使用する塗料で色、紫外線からの影響、ツヤ、経年変化に差が出ます。
また塗る回数でも耐久性が変わってきます。ご要望に沿うように、お客様と相談しながら進める最終の工程です。

5.取付作業と家具製作

製品はカウンターやテーブルなどの家具に仕上げます。
所々、節や穴がある場合もあります。取付後は経年変化によって木材の風合いが深みを帯びていきます。そのキャラクターや様子も愛着を持って楽しんでください。また反りが生じたり傷がついても木材の味として愛してあげてください!