改質水と抗火石の木材乾燥技術
改質水と抗火石で高速かつ高品質な木材乾燥を可能にします。
経年による反りや割れの大幅な軽減と乾燥期間の短縮を実現しました。
システム概要
改質水と抗火石による高速・高品質な木材乾燥技術
木材乾燥といえば、「低温乾燥」「高温乾燥」「真空乾燥」などの手法がありますが、乾燥時間が長期に渡たり、ランニングコストが高いなどの問題があります。
そこで当社では「改質水と抗火石の木材乾燥技術」を導入しました。
細かく活発な改質水「SW1水(SWはSuper Waterの略)」の過熱水蒸気と、蓄熱・保温・遠赤外線効果を持つ天城抗火石のダブルパワーで、乾燥時間を大幅に短縮し、ヒビやねじれの少ない高品質な木材を作り出すオリジナルの技術です。
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woodbe【説明動画】
木材乾燥(改質水乾燥)の流れ
乾燥時間の短縮とコスト削減で生産性UP
様々な木材を改質水を使った乾燥炉で乾燥させたところ、以下のような結果が出ました。
SW1水と抗火石を使った木材乾燥は、乾燥時間の短縮とコスト削減で生産性UPのお手伝いをいたします。
タモ幅: 300mm長さ: 3,600mm 厚さ: 50mm |
乾燥期間 | 通常14日間 → 1週間 |
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含水率 | 40〜50% → 8% |
チェリー幅: 85mm長さ: 3,000mm 厚さ: 85mm |
乾燥期間 | 通常1ヶ月 → 1週間 |
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含水率 | 40〜45% → 7〜8% |
米ヒバ幅: 52mm長さ: 4,000mm 厚さ: 38mm |
乾燥期間 | 通常10日 → 3〜4日 |
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含水率 | 10〜40% → 10% |
杉幅: 150〜200mm長さ: 4,000mm 厚さ: 45mm |
乾燥期間 | 通常10日 → 3〜4日 |
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含水率 | 40〜70% → 10% |
ボイラーで使用する燃料の量は、通常1週間で2トンの使用が一般的ですが、改質水乾燥炉を使用する場合は、2週間で2トンです。 乾燥期間を短縮できるだけでなく、加熱コストも抑えられるのがポイントです!
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SW1水(SuperWater1水)
「SW1水」は、通常の水を写真の造水器を通すことで作られますので、市販はされておりません。
造水器の中には天城抗火石が入っており、その天城抗火石の中には、無数の小さい穴(500ミクロン〜5ナノ)が空いており、その穴を水が何度も通ることで、自己加圧(マイクロバブル)が加わり、水分子の動きが活発な水になります。微細な丸い粒子となるため、滑らかで浸透しやすい水になるのが特徴です。 -
抗火石
乾燥炉の壁面を埋め尽くすのは「天城抗火石」です。
抗火石は、マグマの熱で黒曜石が溶かされ、急冷して出来たもので、多孔質のガラス状天然セラミックスとなっています。主成分は金属鉱物の結晶で、外力により特定の振動周期を持つ性質があります。
乾燥炉の中では、SW1水の振動と浸透を助け、蓄熱、保湿、遠赤外線の効果を発揮することで、木材の割れや歪みを防ぎ、高品質でスピーディな乾燥技術の一翼を担っています。
対応木材・対応可能用途
日本の木材(松、杉、ヒバなど)の他にタモ、チェリー、ウォルナットなどの広葉樹や、様々な種類の木材を乾燥させることができます。
また、家屋の建材用、家具用、生活用品用など向けに、高品質な木材を造ることができます。
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