提供企業:1/3HAMBURGER FACTORY
Cross Interviewクロスインタビュー
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池田 たいき
TAIKI IKEDA社員(キッチンカー運営)
住所:〒920-0344 石川県金沢市畝田東4丁目1125
本店:https://3bun-1.com/
キッチンカー:https://truck.3bun-1.com/
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「 1/3HAMBURGER FACTORYについて 」
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お店紹介
これまでのハンバーガーの価値をリノベート!本場ニューヨーカーが行列をつくるほど大好評だった、日本とNYのミクスチャースタイルハンバーガー。多くの人に食べてもらうために、2021年石川県金沢市に1/3 HAMBURGER FACTORYをオープンしました。バーガー&アウトドアをコンセプトにしたお店で、うまいハンバーガーを楽しんでください。サスティナブルな観点から、建物には石川県の木を全面に使用。店主自ら山に木を伐りに行くところからはじめるなど、まるで公園の中にあるようなハンバーガーレストランをイメージ。県産の木材利用促進に貢献したとして「いしかわの木づかい賞」も受賞しています。
これからも地元に愛され、応援されるお店を目指します。 -
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力をいれていることはありますか??
ファストフードの枠から飛び出し一つの【料理】【アート】として、そして【一口食べた時に初めて完成する料理】として、
素材ひとつから食べた時のバランスまでとことん考え抜いた、決して割らずに思い切り食べてほしいハンバーガー。
また熟練された職人の技術で創り出すオリジナルなハンバーガーは見ても食べてもワクワクする、ファストフードの枠を飛び越えた芸術性の高いスペシャルなハンバーガーを提供。1/3 HAMBURGER FACTORYにしかできない感性で【新たなカルチャーの創造】を目指しています。美味しいはもちろん、かっこいい、おしゃれに空間を頂く、ハンバーガーを着る、などの型にはまらない斬新な発想で常に飽きがこない工夫をしオリジナルの文化を創り上げます。
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飲食(ハンバーガー)業界が抱えている課題は?またはお店の課題は?
食品から電気・ガス・水道まであらゆる物資の値上げが相次いでいます。背景には、原材料やエネルギー価格の高騰、大幅な円安、鳥インフルエンザの流行などさまざまな要因があるとされ、今後も値上げの動きは続くとみられています。
飲食業だけに限りませんが、物価高が止まらない現状ではどうしても既存商品の値上げや使用する材料の変更を行わなければいけない場面に直面します。その為、仕込み量や仕入れ量過多等による食材ロスの削減に今後より一層意識をむけていけなければいけないと思います。
ただ安ければいいと言う訳ではないので、
・適正価格を意識しつつ付加価値をつけ他店と差別化していく努力
・QSCを徹底しお客様の満足度を上げ顧客を獲得していく努力
この二つが今後の大きな課題です。
CSRもしくは環境への取組は何か行っていますか?
廃棄による環境への多大な負荷や資源の無駄遣いの原因となる「食品ロス」が社会問題となっています。私たちの扱う食材はどうしても保存の効かない食材が多いので可能な限り食品の廃棄を防止するため、仕入れ量や仕込み量は1日1日必要な分だけ用意し提供するように心がけています。
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木との親和性について
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木についてのイメージを教えてください。
私達のお店は石川県産の木材を用いてお店を建て、パーク内に設置しているベンチも同様に県産材を使用しています。お店の外から中まで贅沢に木材を使用することで他にはない温かみや香り、そして木材にしか出せない空気感やビジュアルの良さ等があり私達にとって木に対してのイメージは「とても身近で、なくてはならない存在」だと考えています。長く使うことで深みが増し、風合いの変化が楽しめる部分もとても魅力的です。
私達は商品撮影を行う際、本物の丸太の上にハンバーガーを置き撮影をします。そうすると何故か「ハンバーガー×木」の組み合わせになった途端、言葉にし難いですがとても良い質感と空気感を醸し出してくれます。陶器や磁器、ステンレス素材だと同じ仕上がりにはなりません。木は「ただの資源」ではなく、空間の演出を担う事も可能でエネルギーになる事も出来る、色々な表情を持ったとても不思議な生き物だと思います。
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木材業界の課題についてコメントお願いします。
お恥ずかしながら木材の業界に関して殆ど知識の無いまま過ごしてきました。
今回実際にお話をお伺いしたりHPを拝見させて頂いた事で、身近な素材である木材の資源としての有能性や木材を使用する事で得られるより良い環境へする為の貢献度が非常に高い点など、沢山の事を知る事が出来ました。飲食業界ではフードロスが大きな課題となっていますが、普通に生活しているだけではどうしてもそこまで意識する事は出来ず実際にその業界に関わっている人間にしか分からない事があると深く再認識しました。
そして、出来ることをすこしづつ今後も積極的に店内や店外での県産材活用を行っていければと思います。
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一緒に何かしませんか?
是非よろしくお願い致します。他業種とのコラボ、とても楽しみです。
もっと木材業界や飲食業界の事、それに携わる環境問題や働く人達の事等、石川県から様々な情報を発信出来る機会を作る事が出来れば業界の垣根を超えてより一層地域活性化にも繋がるのではと思います。
こんな話をしていた中、商品化が実現しました!
Cross Product商品紹介
商品の説明:能登ヒバの切り株バーガーとは?
- 能登ヒバの切り株バーガー
今回、木を食べる事は出来ませんが能登豚のベーコンを使用し、石川県の県木である能登ヒバをイメージしたハンバーガーを製作してみました。
ベースとなるソースには大野醤油を使用したテリヤキソースを使用し、たっぷりの大葉と鰹節をふりかける事で森林をイメージした仕上がり。石川県で育ち作られた食材達がメインのハンバーガーです。
こちらは1/3 HAMBURGER FACTORYのお店またはキッチンカーで、コラボイベント開催時にのみご注文頂けます。