提供企業:株式会社Tesera
Cross Interviewクロスインタビュー
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「 Teseraについて 」
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会社紹介
株式会社Teseraは、2022年にローンチしたモジュラーファニチャー「Tesera」の企画開発・製造・販売を行う会社です。
金沢 の伝統に育まれたライフスタイルデザインからインスピレーションを受け、ミニマルデザイン・ フレキシビリティ・サステナビリティをコンセプトに現代の文脈で再構築し生み出されました。
「ミニマルデザイン」は、金沢の繊細な意匠の格子戸“木虫籠”を備えた、無駄が無く機能的で美しい町家が軒を連ね互いに調和し合う都市景観に影響を受け、
「フレキシビリティ」は伝統的な日本の木造建築ならではの位置を移動できる柱や障子、襖などの間仕切りから、「サステナビリティ」はこれらを修理・復元しながら長く大切に使い続ける在り方にインスパイアされました。
Teseraは人生のなかで変わり続ける暮らしに寄り添い、ともに記憶を刻んでいくことを目指した、日本の美意識を備えたモジュラーファニチャーです。
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力をいれていることはありますか??
Teseraでは日本の伝統産業を取り入れることに力を入れております。
Teseraの生まれた金沢では、町家の格子(木虫籠)や金箔などの伝統産業があります。
実際に、この木虫籠や金箔を取り入れた製品をつくることで、「日本文化を思い出すきっかけになった」等のお声を頂くこともあり、日本の地域産業を盛り上げる一つの手段となっていることを認識しております
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家具業界が抱えている課題は?
戦後の日本では住宅事情の急速変化を受け、作っては壊すという文化(スクラップ・アンド・ビルド)が根付いてしまっており、家具業界も含め、今でもその影響が続いています。まだ使える家具を大事に長く使いたいという想いがありながら、毎年のように新製品が開発され、旧モデルは去ってゆく、そのような現状が家具業界の課題と考えています。
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CSRもしくは環境への取組は何か行っていますか?
Teseraは基幹部品のフレームがアルミニウムで製造されており、それ自体で環境に対する配慮がなされております。更に棚板・引出しに素材に関しても、専門業者と提携しリサイクル資源への活用を進めております。
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木との親和性について
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木についてのイメージを教えてください。
木は古くから人と共に生活の基盤として利用されてきた素材です。
遊び道具や農具、川を渡る橋梁など、加工のしやすさと強度を兼ね備えた身近な材料として人々は木を取り入れてきました。木目の美しさや香り、触ったときのぬくもりといった五感で楽しむことのできる魅力が木の持っているイメージとして持っております。
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木材業界の課題についてコメントお願いします。
銘木と言われる樹種の違法伐採などで環境破壊や生態系のバランスを崩したり、過剰な伐採による森林資源が枯渇するリスクなど、持続可能性が求められています。我々もウォールナットやホワイトオークという突板を使用している以上、それらの課題には着目していきたいと考えています。
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一緒に何かしませんか?
同じ石川県が母体の会社同士、是非商品開発をしましょう!Tesera製品の天板を能登ヒバで作ってみたいです。企画を進めてきますね。
Cross Product商品紹介
商品名:金沢仕様Tesera
地域材の発信と2024年1月に発生しました能登地震の復興を応援するため、国内のオフィス家具展示会にて、金沢を象徴する製品として、「Tesera 金沢コレクション仕様」を共に製作しました。
Teseraと関わりの深い業者様の協力のもと、木虫籠や金沢箔を使用した箔加工を施した表現と共に、フルタニランバーからは能登ヒバを提供し、棚板や引出しの面材として使用しました。
商品記事はこちら https://tesera.jp/news/press20240515/
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