丸太

全国の原木市場や海外から直輸入で仕入れを行っています。
カスタムで必要なサイズで切り出しが出来ますが、
使用するためには十分な期間、乾燥させる必要があります。

丸太から製品へ

1.買付

国内の全国の木材市場や海外の輸出業者から購入します。丸太の木口や幹の状態を見て、どんな板になるかを探り、良材が取れそうなものを選びます。

買付は、これまでの経験と木材知識、強い度胸と業者との厚い信頼関係で良材の入手ができます。これは職人の様で木材マイスターとしての技量が問われます。

2.製材

製材所で丸太を挽きます。丸太段階ではわからなかった板の状態を確認し、それを見ながら最も適正なサイズやグレード分けを行います。

製材はベテランの製材職人により、製材機(台車)で一本ずつ木を見て挽いていきます。どんな性格を持った樹種か丸太かを読みながら、オーダー品が何に使われるかを確認し慎重に進めていきます。

3.乾燥

天然乾燥を数か月行い、人工乾燥機で含水率を10%以下まで落とし、材料として使える状態にします。

乾燥はただ外に出して太陽の下で干せば良い、乾燥機の機械に入れればいいという訳ではなく、樹種や生育環境、季節等でプロセスを適切に調整するといった技術が必要になります。適宜、状態を確認しながら調整を行います。非常に重要なプロセスで失敗すると割れや反り、カビ、腐りなどが生じ、使えない状態になります。また人工乾燥に入れるタイミングも天然乾燥の具合を見て適切に判断します。人工乾燥機もその板と樹種、サイズで適切な温度と湿度の調節が大切です。
※改質水乾燥と抗火石の乾燥機により期間や手間を短縮しました。